より良いシステムを早く安定的に~Web・DX推進チームの紹介~

三浦 一夫(みうら かずお):GDSC Web・DX推進チーム【写真】
新卒で入社したソフトウェア開発企業でハードウェア設計やソフトウェア設計開発に従事。その後、事業会社へ転職し、SEや開発PMとしてアプリ・ECや店舗システムの開発を経験。2021年に株式会社オルビスに入社し、アプリやEC周りの開発PMとして従事。現在はポーラ・オルビスホールディングスに出向しGDSCのWeb・DX推進チームのマネージャーとして各メンバーや協力会社の方が成果を発揮できる環境やチーム作りに尽力。
まずは、Web・DX推進チームの役割やミッションについて教えてください。
私たちは、オルビス社の主力チャネルであるEC・スマホアプリ領域のシステム開発を中心に基幹システムや店舗システムなど、オルビス社で利用しているシステム全般の新規開発を担っているチームです。
ビジネススピードに合わせて、早く安定的にリリースすることが私たちの役割であり、ミッションだと考えています。案件規模の大小は様々ですが15~20案件くらいが稼働しています。現在は、エンドユーザー向けのWEBシステム以外にも店舗システム・BtoB販売管理システムのリニューアルに着手をしていこうとしています。
様々な案件がある中で担当はどのように決めているのでしょうか?
メンバーごとに担当領域を定めています。今後は一定期間で担当領域をローテーションしていく予定です。ローテーションをすることで個人の経験の幅を広げ、他のメンバーが困っているときに助け合えるチームにしたいと考えています。
また、本人から「これをやりたい!」と希望が出た場合は極力意思を尊重するようにしています。その辺りは1on1を実施しているのでメンバー本人の意向を確認しながら決定します。
具体的にはどのフェーズから案件に関わっていくのでしょうか?
システム要件定義以降から関わっていくことが多いです。
開発工程は協力会社様にお願いしていますので、システム要件定義後は開発工程管理を行います。協力会社様に依頼する際に認識の齟齬や乖離が出ないように機能要件や画面要件を工夫しながらシステムの実現性や利便性も考えて要件定義することが重要です。
また、規模の大きい案件の場合は事業部門だけで業務要件定義することが難しいケースもありますので、私たちのチームも入り、事業部門と一緒に業務要件定義を行っています。
チームの魅力や大変なところを教えてください!
システムの起案からプロジェクト進行、運用、インフラまで、幅広い業務を担当することになりますのでスキルの幅を広げられる環境です。もし経験のない業務がある場合でも、チーム全体で協力し、必要な知識を補完しながら案件を進めていきます。
技術面においては、当社のシステムはAWS上で動作しているため、各個人がAWSの内容を理解促進するために資格取得も含めたスキルアップを推奨しています。自己学習を支援する制度もありますので意欲があれば知識をキャッチアップすることが可能です!私自身もクラウド技術については入社してから学んだことが多いです。
それに加えて、メンバーには直接経営層にプレゼンする機会も設けるようにしています。最初は緊張すると思いますが、事業会社のIT部門ならではの経験を得ることができ、経営側の空気感を若いうちから感じることができる貴重な機会だと考えています。
メンバーが成長するための環境を作るために気を付けていることありますか?
仕事の進め方は基本的に本人に任せるようにしています。放任するのではなく、毎日の朝会などで課題があれば相談をしてもらい必要に応じてフォローするようにしています。
ついつい目の前のタスクに注目しがちですが、そのあとの工程を見通しておかないと気が付いた時には手遅れになってしまいます。自分の頭で計画を立てて、計画通りにいかないところをキャッチアップしブラッシュアップして前に進めていくことを繰り返していくことが大切だと思います。
もう少しチームの雰囲気を知りたいので、一緒に働くチームメンバーについて教えてください!
現在、4名のメンバーがいますが、SIer出身が多く様々な経験をされた方が集まっています。業界が異なっていてもそのことが障壁になることはなく、皆さんスムーズに溶け込んでいますね。それは誰かが困っていたら手を差し伸べるような協力的なメンバーが多いからかもしれません!
普段のコミュニケーションは、Slackでのやり取りがメインになりますが、チーム出社日を週1日設けているのでみんなでランチへ行ったりしています。また、リモートワーク中ではSlackで気軽に話せるように雑談も大切にし、オンオフのメリハリをつけながら働いています。
三浦さんが掲げるチームの方針があると聞きましたが…!
はい。以下3つをチームの方針としてあげています。
一つ目の楽しんで仕事をするためには「主体的に行動する」ことが必要だと思っています。私の原体験として20代は言われた仕事を淡々と行ってきましたが、あるタイミングで仕事を任されるようになり、主体的に自身の考え・アイデアを発信、実現していく中で仕事の楽しみを感じてきました。そうしたアプローチで成果に結びついたときのやりがいは大きく、さらに成果を上げるために思考するようになり、好循環が生まれていきます。自分でやりきるための試行錯誤を繰り返し、経験値が増え、業務の質も上がっていくことをメンバーにも経験をしてほしいと考えています。
二つ目の質とスピードはQCDのあえてC(コスト)を書いていません。前職ではコストが上位に置かれていましたが、今はそこが絶対!というより、早く安定的にシステムを稼働させることの方が優先度が高い環境だと感じています。正解がないことをやっているので、変化対応力を大事に考えているのだと思いますし、お客様の反応を見ながらより良くしていくことを大事にしていると感じています。
三つ目の会社のミッションに貢献するということは言葉そのままです!
私たちはただシステムをリリースすればよいということではなく、事業をより大きくするにはどうしたらよいか、事業のあるべき姿に近づくには何をすることが重要かをしっかりと考えることが大切です。
チーム方針の1番目に掲げているように皆が楽しんで仕事ができればよいなと思っています。
ただ案件をこなすだけでなく、一人ひとりが成長し、業務範囲を広げ専門性を高めていけるチームにしていきたいです。チームの成果を上げることはもちろん、成果をあげるためにどのように自己成長していくか一緒に考え、そのための環境づくりをしていくのが私の仕事です。
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