2023.10.10

組織

失敗を恐れず挑戦していく~クラウド・エンジニアリングチームの紹介~

#中途採用 #チーム紹介
早川 美穂(はやかわ みほ):GDSC クラウドエンジニアリングチーム【写真】
新卒でSIerに入社し金融事業本部で銀行や保険会社のシステム開発を6年担当。その後2017年に株式会社オルビスへ入社。システム担当として運用保守やシステム開発案件を担当。2023年から内製開発やCCoEチームを発足しマネージャーとして新規体制の構築に尽力中。

 

こんにちは。GDSC採用育成チームです。

今回はGDSCチーム紹介第2弾ということで、新しく立ち上げたクラウド・エンジニアリングチームについてチームリーダーの早川さんにインタビューをいたしました。

まずは、クラウド・エンジニアリングチームの役割やミッションについて教えてください。

私たちのチームは二つの役割を担っています。
一つはシステムの内製開発チームとしてポーラオルビスグループ(以降POグループ)の中で高速なサービス提供が必要な領域の開発を行うこと。二つ目はCCoEの機能として全社的なクラウド活用の技術支援を行うことです。

 

内製開発は急速に変わっていく事業市場や顧客ニーズ、技術トレンドに柔軟に対応する力を高めていくために2021年からトライアルを開始し、本格的に体制立ち上げとなりました。開発手法は社内エンジニアと社外エンジニアが協働しながら行う「アジャイル・スクラム開発」を導入しました。POグループで開発する全てのシステムを内製開発するのではなく、スピーディーに変化させていく必要があるシステム領域が対象になります。立ち上げ当初はすぐにプロジェクトを進めるのではなく、開発体制PoC開発を行いました。PoC開発としては部内の困りごとをシステム化するためグループ会社用に勤怠管理システムを作りそれをGDSC向けにカスタマイズして横展開を実現しました。現在は内製開発チームでグループ会社の基幹システムのマイクロサービス化に挑戦しています。


CCoEは今年に入ってから組織が発足されたため、他チームからのクラウド技術に関する相談に対応しながら、1月~4月頃はCCoE組織の使命や役割を定義し、全社的にどのような価値を提供していくのかを考えてきました。

以下一部抜粋した内容になります。

 

クラウド/DXスキル・ナレッジの底上げと情報共有・活用に関しては、8月下旬にGDSCメンバー向けのAWS勉強会(第1回)をCCoEのメンバーが講師となって実施するなど少しずつ実行に移しているところです。

 

クラウド・エンジニアリングチームとして大切にしているキーワードを教えてください!

チームとして大切にしているキーワードは「挑戦」です。
基本的には社内で前例のない業務に取り組んでいくため、一歩踏み出し挑戦する気持ちが大事だと考えています。
最近チームに中途入社された方々は、新たなチャレンジに意欲が高く、積極的にアイディアを提案しています。失敗を恐れずに「まずはやってみる」という精神をチーム全体に醸成し、活気のある組織を目指しています。

最近の取り組み例としてはChatGPTを利用したSlackBotを作り、業務に役立つ情報が素早く取得できるようにしました。作った後に活用が見えなければ活用されるための施策も出し合ったりしています。

記事:【DX】ChatGPTを社内Slackから使えるようにしてみた – Qiita

どんな場面でメンバーからアイディアが出てくるのでしょうか?

チームメンバー同士でアイディアを出し合ったり、毎週1on1を行っているのでそのタイミングで「みんなに言うほどではないけど、こういうのをやってみたいです!」というアイディアを共有してもらうことが多いです。

チームメンバー全員が積極的に情報のインプットを図っている(※外部セミナー、Cnnpass等のオンライン勉強会参加、事例探索など)ことが要因の一つだと思います。

1on1以外でも様々なタイミングでコミュニケーションポイントを設けているのでアイディア活性の一因になっているかと思っています。

  • チームMTG/週
  • 毎日コミュニケーション(内製開発チーム、CCoEチームそれぞれ実施)
  • 対面コミュニケーション/必要なタイミングで

その他にもTeamsを繋げたままにしていつでも相談を受けられるようにしていたり、オンライン上で工夫しながらコミュニケーションを取っています。基本的にはメンバーが自主的にコミュニケーションの場を作って業務をしてくれているので、私はチームMTGや1on1でメンバーからの相談事やアイディアをキャッチアップしています。

 

今後の展望をお聞かせください!

まずは今の体制をしっかり作っていくことだと考えますが、今後は体制の拡大を考えていきたいと思っています。
内製開発はまだチームの規模が小さいので、POグループ各所からの相談事にタイムリーに応えられるようにしていくこと、CCoEは現在局所的な支援になっているのでPOグループ全体のクラウド活用推進に広げていきたいと考えています。体制を拡大させることにより、ソリューション提供のスピードアップと改善対応の柔軟性を上げて事業のPDCA加速に寄与していきたいです。

私たちがこれから成し遂げようとしていることは決して簡単なことではありません。先が見えない道のりになるかと思いますがまだまだやれることをは盛りだくさんですので、新しいことに挑戦していきたいと思われている方はぜひご応募をご検討いただけると嬉しいです!

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最後までお読みいただきありがとうございます。
現在、GDSCでは中途採用を積極的に行っています。
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