プロジェクトリーダーインタビュー!

こんにちは。採用育成チームです。
今回はプロジェクトリーダーの仕事について4名のメンバーにインタビューをしました。
業務内容や組織の魅力、課題感など現状をお伝えできればと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
はじめに自己紹介をお願いします!
芦田(2020年入社)【写真右下】
新卒で入社した会社では印刷業界のグループ会社でWebシステム開発のエンジニアとしてプログラムと設計業務を担当していました。現職ではオルビス株式会社のシステム開発を社内SEとして支援しております。主要戦略案件の新規開発を行うチームにて半年~2年ほどの業務アプリケーション開発にてプロジェクトリーダーを行っています。ただシステム開発をするだけではなく事業側と業務改善に取り組むこともあります。EC、コールセンターシステム、基幹システム、店舗システムと様々な領域に携わらせてもらえています。
梶岡(2022年入社)【写真右上】
新卒で入社したシステム会社で約8年間、金融システムの設計、開発・運用を一通り経験した後、プロジェクトリーダーを担当していました。
その後、2022年に入社し、プロジェクトリーダーとしてAPEXという肌分析サービスの保守・開発を担当しています。予算管理から事業部と協力しての要件検討、ベンダー管理(設計書確認~テスト推進)等、システムにおける一連の開発業務を推進しています。趣味は自身でスパイス調合してカレーを作ることです!
泉(2022年入社)【写真左下】
新卒で入社したIT企業で連結会計システムや社内システムの運用保守を担当していました。2022年8月に株式会社ポーラ・オルビスホールディングスに入社し、主に株式会社ACROの基幹システムの運用保守業務を担当。現在はkintoneやRPA、Tableauを使って社員の業務効率化の支援をしています。
大野(2023年入社)【写真左上】
新卒で入社したシステム会社で上流~下流工程まで経験し、キャリアチェンジのため事業会社の社内SEに転職しました。情報システム部門として社内システムの運用管理や各種プロジェクトに事務局として参画し、ベンダー折衝やプロジェクト管理など経験して2023年に株式会社ポーラ・オルビスホールディングスに入社し日々の運用やシステム改修対応のほか、OMOプロジェクトに参画し新システム構築に携わっています。
現在の業務や役割について教えてください!
大野
グループ会社である株式会社ポーラの基幹システム周りを担当するチームで、ポーラの商品をお客様が購入した後の物流や在庫管理、DWHなどの仕組みを担当しています。
チームの役割としては基幹システムやその周辺システムの運用管理をはじめ、事業部からの新しい仕組みの要望や会社としての戦略的なシステム導入を事業部と一緒に取り組んでいます。その中で、私はOMOの仕組みをどんどん拡充させていくプロジェクトに携わっています。
私は入社して4か月目ですが、入社直後、まずは過去のプロジェクトや今後の計画についての資料を共有いただき、事業の概要について説明を受けました。その後、自分でチームの共有フォルダから情報を収集し、一定の情報をキャッチアップする努力を重ねてきました。
そして、入社して2、3週間が経った頃から、会議や打ち合わせに参加させていただき、実際のやり取りを通じて事業やプロジェクトについての理解を深めてきました。このプロセスを通じて、より一層会社のビジョンや目標を明確にし、自分の役割を果たすために日々努力しています。
梶岡
私は大野さんと同じく株式会社ポーラのシステムが担当ですが、その中でも化粧品販売をしているショップの接客から商品を引き渡すまでの業務DX化を担当しているチームにいます。
私はAPEXという商品の肌分析システムの運用保守と次期システムの開発を行っており、運用保守として各事業部の皆さんと議論をし、バージョンアップ対応や新規商品販売に合わせた機能追加、トラブルシューティングまで対応をしています。
次期システムの開発としては肌分析システムの構築をしているところです。要件定義から入り事業部の方とどのようなサービスにするか仕様やデザインなど一緒に検討してきました。
芦田
私のチームはグループ会社のオルビス株式会社の新規開発案件を担当しています。私の役割はプロジェクトリーダーとして事業側から挙がってくる企画や要望を実現するためのプロジェクトマネジメントがメイン業務です。
入社したころは期間が短く事業への影響が小さい案件から取り組ませていただきましたが、現在はどの案件も受注や決済など事業への影響が大きい案件を任されるようになりました。
泉
私のチームはグループ会社の株式会社ACROのシステム全般を担当しています。
私は基幹システムの運用保守を担当しており、障害対応や法改正に伴うシステム改修などを行っています。そのため、ロジスティクス部門や経理部門との関わりが多いです。
今年からは他の方のサブに入り業務の幅を広げたり、GDSCのグループ横断的な社内業務の効率化支援にも携わっています。
当社ならではの魅力や課題を教えてください!
大野
私は以前よりも規模の大きいプロジェクトに携わる機会が増えたことにやりがいを感じています。これまでは数千万単位のプロジェクトに関わってきましたが、現在は億単位のプロジェクトが多く、業績に直結するようなプロジェクトに携われています。これまで経験したことのない規模感や責任感を実感する中で自己成長を感じています。一方でシステムが多岐に渡るため、他のチームメンバーがどのような業務をやっているのかを把握しきれないのが課題だと思っています。そのことはチームとしても課題として認識しているので積極的に情報共有を行うためにチームMTGを定期的に行っていますがチームメンバーの人数も多いのでまだまだ改善点は多いです。
梶岡
最初に大変な部分について触れさせていただくと、どのプロジェクトも”調整”が難しいことだと思います。
事業の特性上、多くのステークホルダーが関与するため、事業部だけでなくユーザー様や現場の販売員の皆さんにも意見を聞くことがあります。これにより、さまざまな思いや意図が交錯し、落としどころを見つけるのが非常に大変です。具体例を挙げると、店舗で利用されるiPadのボタンのフォントサイズや色といった細部にまでこだわる必要があります。また、幅広い年齢層の方々が利用することを考慮し、ユニバーサルデザインを意識しながら提案を進めています。
その反面、プロジェクトがリリースされた際の達成感は非常に大きく、これが私たちの仕事のやりがいでもあります。
芦田
私の携わっているプロジェクトは通販事業に関連するプロジェクトが多いため、ローンチ後にすぐお客様の反応が見えるところがやりがいです。具体的に数字として見えるので利用者数の増加や売上目標への貢献などを実感できます。反対に大変なこととしては、限られた工数や人的資源の中でスピード感を持って対応しないといけないことです。部署間の調整が難しい時もありますが、このような困難を乗り越え、決められた期間と工数の中でローンチでき、かつお客様から満足な評価をいただけた時は、非常に嬉しい瞬間です。
GDSCとしては全メンバーのそれぞれの個の力が立っていて一つのチームになっているので「スタンダードなやり方はこれ!」というよりは、自分たちで試行錯誤してトライできる風土があると思っています。そのため、指標が欲しいという方にはフィットしない環境かもしれません。
泉
私のチームは他のチームと比べると規模が大きくないため、少数精鋭で業務を遂行しています。各システムに担当が割り振られているため一人の負荷が高まることもありますが、その分、一人ひとりが大きな貢献をし、成長の機会を得られる環境でもあります。今年からは私自身も他の方のサブとして業務に携わる機会が増えており、規模は小さくとも、それが多彩な経験とスキルを積む経験になっていると感じます。
入社して感じたギャップなどはありますか?
梶岡
これまでは、プロジェクトの中で局所的な範囲を管理することが多かったですが、現在はプロジェクトリーダーとして、アイディアの提案から予算管理、ベンダー調整、リリースまで一貫して携わる機会が増えました。そのため、学ぶべきことが多岐にわたり、成長の機会が広がったと感じています。
また、働きやすい職場だと思います。チーム内でのコミュニケーションの取りやすさや、フレックス制度や育休制度にも協力的なのでライフイベントがあったときはありがたいなと思いました。
大野
システムに関することは全て私たち任せという雰囲気ではなく、事業側が主体となって働きかけてくれることが多いなと感じました。
加えて、事業側に責任感や熱量の高い方が多いので同じ温度感や立場でプロジェクトを進められます。
芦田
オルビスでも事業側が積極的にデータ分析をし、様々な視点のデータをもってきてくださいます。その他にも、自分の手が回らないときにお願いをしたら、社内調整なども働きかけてくださり協力的な方が多いなと思います。
泉
チーム横断活動の中でも思ったのですが、GDSCという組織の中に各ブランドのIT組織がいるので、例えばACROチームでやりたいことがあったときに他のグループ会社での事例や進め方などを聞けるので、自身の知見を拡げやすいなと思いました。
芦田
私も泉さんと同じようなことを感じました。各ブランドで似たようなプロジェクトを経験していても、ブランドごとの特性が異なるのでそれぞれの経験を取り入れて学びにつなげることができます。他の会社のチームが近くにいるからこそ、情報やノウハウ、困ったときの相談先が多岐に渡るので知識を得られる機会はとても多いですね。
今後挑戦していきたいことを教えてください!
大野
OMO周りで各チャネル(路面店、EC、百貨店)ごとの垣根を越えて事業としてやりたいこととその効果を考えながら要望通りに進めるだけではなく、会社やユーザーにとってベストな選択ができるプロジェクト推進を意識していきたいと思っています。
梶岡
まずは現在開発中のサービスの品質担保とリリースです。
また、新しいシステムの構想には時間がかかるため、現状の開発を進めながらも次の構想検討も少しずつ考えていく必要があります。 現在のデータ品質が担保されている仕組みを活かしつつ新しいサービス展開を先陣を切って動いていきたいです。
芦田
これまで通販周りの案件を担当することが多かったので、これからは店舗やBtoBの管理システムに携わっていきたいと思っています。領域を変えることによって社外の人との関わりを増やし新しい経験をしていきたいと思っています。
泉
チーム横断活動の中で、株式会社ポーラ、オルビス株式会社、アクロ株式会社3社のシステム統合を実現することに貢献していきたいと思っています。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
2022年4月にGDSCが発足し多岐に渡る案件が動き出しています。
多くのプロジェクトリーダーが様々な案件で活躍していますので、今後も定期的にGDSCのプロジェクトリーダーをご紹介させていただきます。
現在、GDSCでは中途採用を積極的に行っています。
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