2024.05.27

組織

SIerから転職して。~入社2年の振り返り~

#プロジェクトリーダー #社員インタビュー #中途採用
【写真】梶岡(かじおか)2022年入社 店頭DX推進チーム
新卒で入社したシステム会社で約7年間、金融システムの設計、開発・運用を一通り経験した後、プロジェクトリーダーを担当していました。その後、2022年に入社し、プロジェクトリーダーとしてAPEXという肌分析サービスの保守・開発を担当しています。予算調整や事業部門と協力しながら要件検討、ベンダー管理(設計書確認~テスト推進)等、システムにおける一連の開発業務を推進しています。

 

こんにちは。グループデジタルソリューションセンター採用担当です。

今回は中途入社社員にインタビューを行いました。
入社後のギャップややりがいなど、ぜひ最後までご覧ください。

 

前職でどんな業務に携わっていたのか教えてください

前職はITベンダーで金融系のシステム開発に約7年携わっていて、プログラマー、SEを経てプロジェクトリーダーとしてメンバー管理なども行っていました。

携わっていたシステムの規模が大きくやりがいを感じていましたが、規模が大きすぎて全容が見えにくかったため、一つのシステムに責任をもって携わりシステム全体を俯瞰して見られるようになりたいと思い転職を考えました。

 

入社理由を教えてください

転職理由にもなっていた、システム全体を俯瞰して見られるプロジェクトリーダーポジションという点と会社の強みを活かしたDXサービスに携われると思ったことが入社理由です。

 

転職活動をする中で複数社から内定をいただいていましたが、上記内容含め、事業内容や社風、面接官の雰囲気が自分に合うと思ったところも決め手でした。選考はすべてオンライン完結でしたが、面接の雰囲気が柔らかくこちらを緊張させないような気配りを感じたのが印象に残っています。

 

 

入社してから携わったプロジェクトについて教えてください

APEX(アペックス)という肌分析システムのプロジェクトに参画しました。入社後の数か月は保守対応でシステムの仕組みを理解するところから入り、徐々に先輩社員の下で要件構想やそれを基にした要件定義に入っていきました。そこから設計、開発、テストなど一通りの経験をし、20247月のリリースに向けて最終調整を行っているところです。

 

全国数千人の販売員が利用するサービスのため、構想からリリースまで約2年かかりましたが、規模の大きい開発案件をプロジェクトリーダーとして進められたことは自信に繋がりました。前職では要望に沿ったシステムを作って納品するまででしたが、今は要望に対してどのようにシステムをビジネスに落とし込むか、費用対効果は適正なのかを考えるようになり、システム視点だけではなくビジネス視点も身に付けることができました。

 

現在は一緒に携わってきた先輩が他のチームへ異動されたので、今後は私が主体的にAPEXのプロジェクトを引っ張っていきたいと思っています。

APEX:APEXについて | ポーラ公式 エイジングケアと美白・化粧品 (pola.co.jp) 

 

入社後に感じたギャップはありますか?

業務内容という観点で言うと、自身の担当のシステムだけやっていれば良いというわけではなく、基幹システムや決済、顧客カルテなどのサービスに関連する他のシステムとの連携も意識しないといけない点では慣れるまで大変でした。

働く環境という観点では、面接時とのギャップはありませんでした。コミュニケーションが取りやすい方が多くて、相談に乗っていただけるのでとても働きやすい環境だと思います。

 

これまでの業務の中で印象に残っているプロジェクトは何ですか?

はい。OMO施策においてビジネス領域をまたいで顧客情報を統一するプロジェクトです。入社して初めての大規模プロジェクトだったのでとても印象に残っています。APEXの担当として入りましたが、システムベンダーも数十社以上いて複雑なところもあり、この規模の開発をトラブルなくやりきったのは組織としてすごいなと思っています。

 OMOとは:消費者の目線でECサイト(オンライン)と実店舗(オフライン)を融合した顧客体験の向上を目的とするマーケティング手法です。

これまでの業務の中で大変だったことや感じたやりがいを教えてください

そうですね。大変だったこととしてはシステム障害時のトラブル対応です。お客様や店舗の販売員の方に迷惑をかけてしまうので、対応はシビアに求められました。原因究明中にAWS上でのシステムトラブルだと判明し、GDSCの組織内にあるCCoEチームと連携して解決策を相談したり、上司のサポートもあったので無事解決できました。突発的なシステム障害時に他のチームの協力を得られるのはとても助かりました。

 

また、私がやりがいに感じていることとしては『現場からの感謝の声』です。自分自身が一つのシステムに携わった責任とともにやりがいも芽生えてきて形になっていく喜びも大きかったですが、リリース後に現場からの声を共有され、感謝の言葉を目にしたときは本当に嬉しかったです。

また、日々の問い合わせの中でもありがとうと言われることが多いのでその小さな積み重ねがやりがいに繋がっていると思います。

求職者の方へメッセージをお願いします

私が2年働いて思うのは、GDSCITで様々な挑戦をしようとしている組織なので、提案や発信がしやすい環境だと思います。また、一緒に働くメンバーは協力的な方が多いので、周りと協力しながら自身もアイディアを出していきたいと思われている方には最適な環境かと思います。

新しい仲間として入ってきていただけるのを楽しみにしています!

 

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最後までお読みいただきありがとうございます。

現在、GDSCでは中途採用を積極的に行っています。
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